top of page

横浜国立大学の学生が

日本初の動力飛行に挑戦します

HANGAR YNUの設立

 「HANGAR YNU」は、横浜国立大学の学生7人で構成されています。彼らの座学だけでなく実学も学びたいという思いから「HANGAR YNU」を設立。小型航空機の製作と飛行を目的として活動しています。

 

 航空機の飛行には様々な規制がありますが、今回我々は自動車の車検にあたる耐空証明や、免許にあたる操縦者の技術証明が不要な超軽量動力機という区分の航空機を製作します。

 

 小型航空機の制作費は300万円程度、実験にかかる費用を考慮すると合計で400万円以上がかかる大プロジェクトです。設計や製作の技術はもちろん、クラウドファンディングや企業協賛など、様々な形で資金調達をする技術を得る。それもまた学生のうちに学ぶべき「実学」ではないでしょうか。

 

 

メンバー

上野藤太(修士1年・代表)

伊藤夏青(修士1年)

瀬下亜蘭(修士1年)

樋口右京(修士1年)

田口浩(学部4年)

原侑也(学部4年)

吉岡稜平(学部4年)

日本初の学生動力飛行

 日本はかつて、多くの国産航空機が生産される国でした。しかし終戦以降、日本の航空機産業は解体。1957年まで航空機の研究、開発が一切禁じられてしまいました。

 

 終戦から70年、「YS-11」に始まり、現在は本田技研工業の「HondaJet」や三菱重工業の「MRJ」などの国産航空機が量産目前の段階まで来ました。

 

 このように民間会社が航空機産業に参入し、日本は大きく変わろうとしています。未来を担う大学生はそれについていき、この変化を後押しするべきではないでしょうか。

 

 しかし現在、人力飛行機の製作は多くの大学で行われているものの、エンジンを搭載した動力飛行は大学生主体のチームとしては未だ行われていません。

 

 日本の航空機産業を盛り上げるべく、「HANGAR YNU」は学生チームとしては日本初となる、動力機の製作・飛行に挑戦します。

Photograph by Y.Kawasaki

bottom of page